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端島の豆知識

学校・保育園

 端島小・中学校は、1893(明治26)年に三菱社の私立端島小学校として発足し、その後、公立へと移管しました。
 1957(昭和32)年には、6階建ての新しい小中学校の合同校舎が完成。1961(昭和36)には7階建てとなり、1階から4階を小学校、5階と7階を中学校として使用しました。

 新しい学校は設備も素晴らしく、6階には講堂をはじめ図書館や防音装置つきの音楽室までが完備されていたほか、教室や廊下の床はアルタイル貼りで、音がしませんでした。
 また1970(昭和45)年には校舎の裏側に体育館も完成し、体育館の中には給食施設もできました。給食施設の中には、島で初めてのエレベーターも設置されました。

 島内唯一の広場だった学校の校庭は、放課後には開放され、犬の散歩や自転車の練習をする子どもたちの姿が見られました。校庭では会社の運動会やメーデーの集会なども行われ、島民に広く利用されました。

 1953(昭和28)年に建設された端島保育園は、なんと9階建てのアパートの屋上にあったことから毎日子どもたちは屋上に、父親は地下にといった風景がみられました。面積は338.25㎡、定員は150名でした。緑が少なかったからでしょうか、保育園の室内には日本庭園が備えられるなど、設備の良さでも有名な保育園でした。保育園は1974(昭和49)年、端島坑の閉山により廃止となりました。

第1回 数字で見る端島

第2回 端島の生活① ~生活用水~

第3回 端島の生活② ~買い物事情~

第4回 端島の生活③ ~行事~

第5回 交通事情 ~夕顔丸~

第6回 学校・保育園

第7回 娯楽

第8回 子どもたちの遊び

第9回 緑いっぱいの島へ

第10回 災害(台風・火災)

第11回 鉱業所

第12回 端島の閉山とその後