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端島の豆知識

娯楽

限られた狭い空間で多くの人々が暮らしていた端島では、娯楽はとても大切なものでした。囲碁や将棋、謡曲など様々な趣味の会が発足したのはもちろんですが、一番の人気は映画でした。
 島で唯一の映画館が「昭和館」です。ここでは毎月30本以上の映画が上映されていました。各家庭には毎月上映映画のプログラムが配布され、昭和館は連日超満員の盛況ぶりでした。映画を楽しみにしている島民のため、海が荒れた「大時化」の日も、映画フィルムだけは陸揚げされたといいます。

 島には大衆的な酒場も2軒ありました。特に25号棟の1階にあったスナックバー「白水苑」はお酒だけでなく、ダンスも楽しむことができ、大人たちの社交場として愛されました。

 このほかパチンコやマージャンなどを楽しむ遊戯施設や、会社運営のビリヤード場もありました。どの施設も癒しを求める人々であふれ、笑い声に満ちていました。危険と背中合わせの仕事をしていた炭鉱マンにとって、娯楽は生きる喜びそのものだったのかもしれません。

第1回 数字で見る端島

第2回 端島の生活① ~生活用水~

第3回 端島の生活② ~買い物事情~

第4回 端島の生活③ ~行事~

第5回 交通事情 ~夕顔丸~

第6回 学校・保育園

第7回 娯楽

第8回 子どもたちの遊び

第9回 緑いっぱいの島へ