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端島の豆知識

子どもたちの遊び

 小さな敷地に高層アパートが林立した端島では、いたるところが子どもたちの遊び場になりました。アパートの屋上ではキャッチボールや縄跳びをする子どもたちの姿が見られ、小さな公園のブランコはいつも満員でした。まるで迷路のようなアパートや階段は鬼ごっこには最適。潮が引けば、海岸や護岸でさえも子どもたちの遊び場となりました。

 子どもたちは遊び場所だけでなく、ルールにも工夫をしました。水を抜いた空のプールで野球をする場合は、1チームの人数を3、4人とし、打球がプールの外に出るとアウトになりました。子どもたちの知恵は、いつも狭い土地をいかにうまく使って楽しむかに使われたのです。

 外で体を動かすだけでなく、子どもたちには泉福寺のお堂で「紙芝居」を見たり、電器屋さんの前に置かれたテレビを見る楽しみもありました。
 また島を訪れる「宣伝隊」や「ガマの油売り」も子どもたちにとっては楽しみのひとつでした。青年婦人協議会の出店するかき氷や金魚すくいにも夢中となり、アパートの通路のおもちゃ屋さんも、いつも多くの子どもたちで賑わいました。

第1回 数字で見る端島

第2回 端島の生活① ~生活用水~

第3回 端島の生活② ~買い物事情~

第4回 端島の生活③ ~行事~

第5回 交通事情 ~夕顔丸~

第6回 学校・保育園

第7回 娯楽

第8回 子どもたちの遊び

第9回 緑いっぱいの島へ

第10回 災害(台風・火災)

第11回 鉱業所

第12回 端島の閉山とその後