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生活

台風4号2022進路予想!米軍とヨーロッパ日本気象庁の情報調査!




台風4号であるアイレー(AERE)が、6月1日9時に発生しました。

現在の台風4号の最大風速はどれくらいなのか、そしてどこに向かっていくのか進路予想の状況など気になる方も多いと思います。

今回は、台風4号のアイレー(AERE)の米軍やヨーロッパにある気象庁、日本気象庁などから調べた情報をお伝えしていきます。

更新日:2022/7/5

台風4号2022の最新情報(海外)

米軍気象機関(JTWC)での情報

JTWCは「アメリカ・ハワイの米軍合同警戒センター」といい、アメリカ軍のための気象情報機関となります。

この情報は、アメリカの政府機関による利用を意図した情報ではありますけれど、一般の人でもアクセスは可能です。

通常は6時間ごとに情報を発表しています。

JTWCでの発表は、台風4号は威力をそのままにし、北北西に進みます
5日の最新発表では、6日の午前までには温帯低気圧に変わる予定です。

写真のこの矢印【TS04W”AERE”】となっている部分が、今回の台風4号アイレーになります。

色により24時間以内に台風になる可能性の熱帯低気圧を段階分けをしてくれているので、分かりやすいと思います。

JTWCは、日付や時間はベースが世界時刻での表示になるので、日本時間にして見たい場合は時差である『+9』を時間に加えて見る必要があります。
参考サイト

JTWC サイト

ヨーロッパ気象機関(ECMWF)の情報

台風4号は勢力を弱めることなく、進んでいく模様です。
最新情報(2022/7/5)では、勢力は減少していくの予報が出ました。

ECMWFは、『欧州中期予報センター』と呼ばれる、ヨーロッパにある気象機関のことを言います。

世界の気象情報を網羅していることから、遠く離れた日本でもこのECMWFはよく参考にされていることはよくあります。

写真は、ヨーロッパ中期予報センターの予報で、1日ごとに雲の動きが確認できる仕組みになっています。

また、色によって気象による風の強さも段階分けをすることができます。

・きいろ:10-15km/h
・うすきみどり:15-20㎞/h
・きみどり:20-25㎞/h
・みどり:25-30㎞/h

このように、色が濃くなり青に近づけば近づくほどに風速が強くなります。
ECMWFのホームページは、誰でも見ることができますので、見たい方はぜひご覧ください♪

ECMWFは予想精度が高いといわれており、10日間予報になるので長期での予報に特化しています。

参考サイト

ECMWF HP

ヨーロッパと日本では時差があります。このため、ECMWFも日付や時間は世界時刻表示ですので、もし日本時間で見たい場合は『+9』と時間に設定して見てください。また、日本近海の情報を見たいときには『area』の欄から『Easten Asia』と設定すれば閲覧することが可能となります。

台風4号2022最新情報(国内)

日本の気象庁からの情報です。
西日本では、道路の冠水も見られています。

気象庁が予想する台風4号の流れはこちらになります。

現在の台風4号の情報はこちら(7/5 6時現在)

・中心気圧:1000ヘクトパスカル
・中心付近の最大風速:18m/s
・最大瞬間風速:25m/s
・北北東に20㎞/h

5日06時現在は佐世保市付近におり、5日18時には瀬戸内海付近へと到達する見込みです。
さらに、予報円のまま行くと、6日06時には紀伊半島付近に達する見込みです。
4日時点よりも中心気圧は上がっており、勢力は減少しています。ただし、中心付近の最大風速や最大瞬間風速は変わっていません。強風や大雨に警戒が必要となります。

大雨の影響で、現在9県で警報が出ています。
外出時には注意しましょう。

日本の気象庁では、台風のたまご(熱帯低気圧)を発表するのは『24時間以内に台風になる見込み』がある熱帯低気圧のみになります。
そのために、気象庁が熱帯低気圧の発生を発表すること=台風になる可能性が大=注意が必要になってくるということです。
台風は消滅してしまうこともマレにあるのですが、これからのシーズンいつどこで大型の台風がくるか分かりません。

今回の台風4号は3日と比べて動きが遅くなっているために、特に西日本では大雨が長引く恐れがあります。
準備をするに越したことはないと思いますので、台風対策をしっかりとしておきましょう!

【予想される24時間雨量】(~明日6日朝まで)
・三重 200ミリ
・愛知 180ミリ

参考サイト

気象庁の台風情報

お天気Twitterやアプリ、そして一般の方からも台風情報が流れてきます。
台風は最近は大型になる傾向がありますので、充分に気を付けて、予報をしっかりと見るなどして、台風が来る際は不要不急の外出は控えて、安全な場所で過ごしましょう。

まとめ

台風4号であるアイレー(AERE)についての、米軍・ヨーロッパ気象機関・日本の気象庁情報などをまとめてみました。

要点まとめ

・米軍(JTWC)では台風4号は威力をそのままにし、北北西に進みます。
最新情報(2022/7/5)は6日の午前までには温帯低気圧に変わる予定、とされています。

・ヨーロッパ気象機関(ECMWF)では台風4号は勢力を弱めることなく、進んでいく模様です。最新情報(2022/7/5)では、勢力は減少していくとの予報が出ました。

・日本気象庁では、九州に上陸後は東に向かう見込みで、温帯低気圧に変わったのち6日未明から昼過ぎに東海地方にもっと近づく、と今後の見通しを発表しました。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などにも警戒するとともに、強風や高波、落雷などにも注意を呼び掛けています。

台風の影響は、台風の大きさによって変わるのではありません。
気象庁では、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、強風・高波、落雷、竜巻も起こる可能性がありますので、突風にも注意するように呼び掛けています。

影響は少なからずあると思いますが、事前に情報を把握することで、自分の行動を考慮していくことが必要があると思います。

まだまだコロナ感染症の影響もあったりしますけれど、台風では不要不急の外出は避けるようにして安全に過ごしていきましょう。

これから、台風の時期が始まりますが、今年はあまり被害がないように祈ります。
また、最新情報がありましたら更新します!