直木賞作家の村山由佳さんは、2度の離婚を経験されています。
その後村山さんは結婚しているのでしょうか?
また過去の離婚理由についても調べてみました。
村山由佳のプロフィール
村山由佳(むらやま ゆか)さんは、1964年7月10日東京都出身の小説家です。
立教女学院小・中・高を経て、立教大学文学部日本文学科を卒業しています。
さてと、そろそろまいりましょうか。
集英社文芸四賞(柴田錬三郎賞、すばる文学賞、小説すばる新人賞、開高健ノンフィクション賞)の贈賞式。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。
お祝いの気持ちをいっぱい伝えよう。 pic.twitter.com/j1FBqRMC1x— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) November 19, 2021
村山さんは20代より小説家として頭角を現し、1993年「天使の卵―エンジェルス・エッグ」で小説すばる新人賞を受賞しました。
2003年「星々の舟」で直木賞を受賞。
2009年「ダブル・ファンタジー」は中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞しました。
2021年「風よ あらしよ」で吉川英治文学賞を受賞しています。
いーいお天気の今日は、いよいよNHK佐賀放送局での公開収録。
観客席の抽選にもれた方も、すぐそばまで自由に入って観て頂けますので、よかったら是非。
晴れの席にふさわしい佐賀錦の帯も、これくらいモダンな柄なら紬の訪問着に合わせてもいいと思うの。
では、まずは打ち合わせ。行ってまいります! pic.twitter.com/exanpCs0r9— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) May 21, 2022
映画化された原作としては「きみのためにできること Peace of mind」と「天使の卵-エンジェルス・エッグ」があります。
また「ダブル・ファンタジー」と「風よ あらしよ」はテレビドラマ化されました。
ラジオ収録のため、またまた東京へ。
端午の節句も近いので、矢羽根柄の単衣に、帯は登竜門(鯉の滝のぼり)にしました。帯留は白蝶貝と真珠の鯉、根付は魔除けの勾玉。
出かける支度をしていると、お絹が「やっ! やんっ!」と鳴いてまとわりついてくる。
はいはい、今日はお泊まりじゃないから、ね。 pic.twitter.com/i9i8iPTyJf— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) April 26, 2022
村山さんは2010年より軽井沢に居を構え、猫たちとの暮らしをSNSで発信しています。
朝方また大量発汗、今朝も微熱は続いてる。これも身体が頑張って抗体を作ってる証拠。
むしろ辛いのは歯痛で、疲れが溜まると必ず腫れる左下の奥歯が案の定ぱんぱんであります。
常日頃のメンテナンスこそ大事なんだと、文字通り痛感。
お前たちのことも、普段から気をつけてやらなくちゃね。 pic.twitter.com/jC6ta7hezx— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) September 22, 2021
村山由佳は今結婚しているのか
村山さんは2022年7月現在、結婚されています。
2度目の離婚をした翌年の2015年頃から4年間の同居生活を経て、2019年5月に入籍しました。
旦那さんは一般の方で詳細はわかりませんが、母方のいとこにあたる人で、小さい頃から良く知る間柄です。
ひょろっとした男の子だったのが、25年ぶりに会ったらその逞しさに驚いたと村山さんはいいます。
旦那さんは主に村山さんの話の聞き役であり、よき理解者として優しく受け止めてくれる存在のようです。
Twitterで旦那さんの娘さんやお孫さんの様子をツイートしていることから、旦那さんは再婚らしいことが伺えます。
村山さんはエッセイやTwitterで旦那さんのことを「背の君」と呼んでいます。
昨今あまり見かけない言葉ですが、「背」は兄・夫の古い呼び方で特に夫のことを指します。
背の君、腰イワシ中。
座っていても痛む腰と背中を、つかまり立ちで伸ばしている人に向かってこの仕打ち。 pic.twitter.com/MOKxbzcFvz— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) March 17, 2022
「背の君」は、猫目線では「とーちゃん」になるらしいです。
とーちゃんはオレのもの。 pic.twitter.com/rYHy2DF7mV
— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) April 4, 2022
ノロケたツイートもあったりして、結構ラヴラヴなご様子が伺えます。
同じ写真に見えるでしょうが、昨日と今日ではシャツが違います。なぜか猫ズにモテモテのこの人、今朝は関西風のお雑煮を平らげる間に百回くらい、
「うんまッ! お前の出汁はほんま最高やな、たまらんで。おかわりある? うんまッ!」
と嬉しい言葉を連発してくれた。
えへえへ、はふん♡(自慢か) pic.twitter.com/7E9uvHVJT8— 村山由佳(時々もみじ) (@yukamurayama710) January 3, 2022
村山由佳の離婚歴とその理由
村山由佳さんは過去に2度の離婚を経験しています。
1度目の離婚
村山さんは1990年に、26歳で一般の方と最初の結婚をしました。
村山さんの主な受賞歴の最初が1991年の環境童話コンクール(大賞)でしたので、まだ小説家として広く世に出る前のことです。
千葉県鴨川市でログハウスに住んでいたそうです。
結婚生活は17年間続きましたが、話題作「ダブル・ファンタジー」執筆中の2007年に離婚しました。
村山さんはこの離婚理由をはっきりとは語っていませんが、のちのインタビューで次のように話しています。
「ずっと恋はしていましたね。全く褒められたことではないのですが、いつも新しく好きな人ができたことを機に、前の人と別れてきました。人を好きになるときは頭で考えたりしないし、好きになったら飛び込んでみようという性格。それは今更変えられないから、仕方ないかなって」(日経xwoman)
また村山さんは、最初の夫からモラハラを受け殺意を持った経験を元に小説「La Vie en Rose」を書いたと話しています。
「La Vie en Rose」には、モラハラで支配する夫と年下の魅力的な男の間で揺れる女性が描かれているのです。
このことから、離婚の2年後に再婚することになる男性の存在が影響していたことが推測できます。
2度目の離婚
村山さんは2009年に、45歳で再婚しました。
相手の男性は9歳年下で、バーテンなどの水商売をしていた野性的でワイルドな「男度の高い」人だったそうです。
村山さんはこの男性の影響を受けて、ハーレーの大型バイクに乗るようになったり、身体の3か所に刺青を入れたりしました。
ちなみに3か所の刺青は、「胸のフェニックス」と「左の足首に巻き付くドラゴン」ともう一つは「ごく限られた人しか見れない場所」とのこと。
村山さんは厳しかった母の影響で「良い子でいなければいけない」という意識が常にあり、これが小説家として突き抜ける障害になっていたといいます。
人に後ろ指を指されることの象徴として刺青を入れることで、物書きとしての腹が据わり、普通なら隠したいことも書けるようになりました。
東京から軽井沢に移り住んだのも、この2度目の結婚直後でした。
結婚後に夫は仕事を辞め、形式的には村山さんの事務所の社長となりました。
夫は小説家志望だったものの、実質的には無職であり、村山さんの稼ぎに頼っていました。
そのことが夫のプライドに影を落としたのか、やがて夫は借金や浮気に走るようになり、夫婦生活は破綻します。
そして夫は軽井沢の家を出ていき、2014年にふたりは離婚したのでした。
まとめ
村山さんには女性としての私小説的な作品が多いだけに、恋愛や結婚・離婚をある意味「芸の肥やし」にしてきたようにも感じます。
私生活でも常に恋愛してきたと話しており、それが作品に反映されているのでしょう。
エッセイやツイートから現在の旦那さんとのラブラブな様子が伝わってきますので、今後も情熱的な作品を世に送り出してくれるのではないでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました。