7月2日未明から発生したau通信障害について、KDDI代表取締役社長の高橋誠氏が会見を開きました。
現時点でわかっている事実を丁寧にわかりやすく説明し、会見で出た質問については真摯に答えた姿は好印象を抱く人も多かったようです。
技術的なことにもよどみなく答える高橋誠社長とはどのような人物なのでしょうか。
そこでこの記事では
- 高橋誠の高校や出身大学はどこ?
- 高橋誠がKDDI社長までの経歴は?
- 高橋誠の年収は?
について詳しく解説していきます。
高橋誠の高校や出身大学はどこ?
【会見】補償についてKDDI高橋社長「障害の内容をもう少し見た上で検討していく」https://t.co/8iyyk5UQv6
「補償については今回の障害の内容をもう少し見た上で検討していくということでカスタマーの方にもご回答させていただいている」と答えた。 pic.twitter.com/13006n0M5F
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 3, 2022
高橋誠KDDI代表取締役社長の出身高校や出身大学について、プロフィールをまとめました。
名前:高橋誠
生年月日:1961年10月24日
学歴:
滋賀県立膳所高等学校
横浜国立工学部金属工学科
滋賀県立膳所高等学校の偏差値は72~76で、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定された県立高校です。
滋賀県立膳所高等学校は滋賀県内でトップ1位の偏差値で、全国でも10位に入るほどの
とても優秀な高校です。
近年、滋賀県立膳所高等学校は京都大学と連携して特別授業も開講され、京都大学へ進学する学生も多いとのこと。
高橋誠さんは高校卒業後は横浜国立大学工学部(現:理工学部)金属工学科へ進学しました。
高橋誠がKDDI社長までの経歴は?
高橋誠さんは大学卒業後の1984年に京セラへ入社し、当時立ち上げたばかりの第二電電企画(のちにDDIに商号変更)志願して出向しました。
当時の通信事業は電電公社(現NTT)しかなかった中、京セラ社長の稲盛和夫さんが第二電電企を設立して第二電電株式会社を立ち上げました。
「通信事業の選択肢を増やすこと」を目的としたDDIの立ち上げで、現在はNTTに対抗する存在としてKDDIのauブランドが展開されています。
高橋誠さんはモバイルインターネットビジネスの開拓や新規事業の開発等に携わり、特にEZwebに力を入れていました。
今では携帯電話にインターネットの機能があるのは当たり前ですが、この最先端技術に携わったのが高橋誠さんです。
EZweb向けの新システム構築は社内での協力がなかなか得られなかったものの、高橋誠さんが社外でパートナーを探すまでして新規事業を成功させました。
さらに高橋誠さんが手がけたのが携帯端末に音楽配信サービス「LISMO」の新規事業。
着メロではなく着うたを採用、CDではなく着うたのダウンロードという新しいメディアを
確立しました。
高橋誠さんは社内よりも社外で協力を探し続けて、ベンチャー企業の起業家のような精神をもつ人物。
2018年4月にはKDDI株式会社代表取締役社長に就任して、現在に至ります。
高橋誠さんの経歴を簡単にまとめました。
2001年6月 ケイディーディーアイ株式会社(現・KDDI株式会社)au事業本部au商品企画本部モバイルインターネットビジネス部部長
2003年4月 KDDI株式会社執行役員
2007年4月 KDDI株式会社取締役執行役員常務
2010年4月 株式会社ジュピターテレコム社外取締役
2010年4月 KDDI株式会社取締役執行役員専務
2014年10月 Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)社外取締役
2015年4月 KDDI株式会社代表取締役執行役員専務
2015年11月 Syn.ホールディングス株式会社社代表取締役社長
2016年4月 KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長
2018年3月 Syn.ホールディングス株式会社取締役会長
2018年4月 KDDI株式会社代表取締役社長
2018年6月 一般社団法人電気通信事業者協会会長
高橋誠さんは42歳のときにKDDI株式会社執行役員、57歳のときにKDDI株式会社代表取締役に就任した華麗な経歴です。
そして技術畑で活躍されてきた高橋社長ですから、記者会見でも一つ一つの質問にしっかり回答していた姿には印象深かったです。
高橋誠社長の記者会見の様子はSNSでも話題になりました。
技術者の端くれとしてKDDIの会見を見ていたが、KDDIに対する好感度がかなり上がった。幹部があらゆる質問を打ち返せているし(なにより驚いたのは社長がiOSとAndroidの仕様差分に言及した点)、慌てふためいたり助けを求めたりするシーンがまるでない。
— Kobayashi Yasuhiro (@ppyv) July 3, 2022
高橋誠の年収はどのぐらい?
結論から言いますと、高橋誠さんの年収は2億円2千万円超えと推測されます。
高橋誠さんのKDDI社長としての年収は、2021年度のkddi有価証券報告書で2億1900万円と記載されていました。
高橋誠さんはKDDI株式会社代表取締役を含めた、3つめの役職をもっています。
- KDDI株式会社代表取締役社長
- Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)取締役会長
- 一般社団法人電気通信事業者協会会長
KDDI社長としての収入のほか、役員報酬も得られるために2億2千万円以上であることは間違いありません。
まとめ
今回の記事の要点をまとめました。
- 高橋誠さんは滋賀県立膳所高等学校、横浜国立工学部卒業
- 京セラに入社後、第二電電の立ち上げに携わる
- EZwebやLISMO新規事業の開拓
- 42歳のときにKDDI株式会社執行役員
- 57歳のときにKDDI株式会社代表取締役
高橋誠さんは新しいことを次々と切り開いてきた人物でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。