ワールド・ベースボール・クラシック(WBC2023)の日程や組み分けがついに発表されました。
1次ラウンドB組に入った日本は、永遠のライバル韓国を筆頭に、オーストラリア、中国、予選通過チーム(これから行われる)と同組になりました。
日本が連覇を果たした2009年以来3度目の優勝を目指して戦うWBC2023。
そこで注目されるのが、大谷翔平選手などのメジャーリーガーは果たして出場するのか?という点ですよね。
この記事では、
- WBC2023における大谷翔平やメジャーリーガーの出場予定
- WBC2023の日本代表予想
- WBC2023の組み合わせや日程
について紹介します!
WBC2023の大谷翔平やメジャーリーガー出場予定は?
WBC2023では、大谷翔平選手や世界のトップメジャーリーガーに出場予定はあるのか調査しました。また、過去大会のメジャーリーガー出場実績についても紹介しますね!
WBC2023にメジャーリーガーは出場予定は?
現在のところ、残念ながら大谷翔平選手などのメジャーリーガーが出場する!といった情報はありませんでした。
ただ、出場しない!と決まったわけでもありません。
個人的な見解としては、メジャーリーガーの出場予定は五分五分かなと思っています。
MLBは少し事情が複雑で、MLBの球団側が頑なに選手の出場を許可しないんですよね。
理由としては、MLBの球団側が選手を派遣することで、怪我などを負ってしまうリスクがあるためです。仮に大きな怪我を大会で負うと、シーズンに影響が及ぶことは必至。これは球団側にとって大きな損失なんですよね。
なので、各選手が出場したい!といってもその気持ちが尊重されないこともしばしばあります。
ちなみにMLB球団は、野球の国際大会に選手の派遣を止める権利があるわけではありません。これはサッカーなどとは異なります。
しかし、出場可能性も十分にあります!過去大会では、日本人メジャーリーガーだけでなく、アメリカを筆頭とした外国籍の有名メジャーリーガーも国の代表として戦っていました。
大谷翔平選手やダルビッシュ有選手、さらにはトップメジャーリーガーが出場する大会ともなれば、注目度は上がり盛り上がること間違いないですし、どうか出場してほしいですね。
では、次に過去大会のメジャーリーガーは出場したのか参考に記載します。
第1回大会のメジャーリーガー出場状況(WBC2006)
第1回大会のWBC2006では、日本は見事優勝を果たし、初代チャンピオンに輝きました。
その当時の映像が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。では、
【WBC2006における出場メジャーリーガー】
※()内は当時の所属チームです。
○日本代表
・大塚晶則(レンジャーズ)
・イチロー(マリナーズ)
※2人のみ。
○アメリカ代表
・デレク・ジーター(ヤンキース)
・ケン・グリフィー・ジュニア(レッズ)
・ロジャー・クレメンス(アストロズ)等々
※上記選手を筆頭に全選手がメジャーリーガーのドリームチームを結成。
○ドミニカ共和国代表
・アルバート・プホルス(カージナルス)等々
※ほとんどの選手がメジャーリーガー
○ベネズエラ代表
・ミゲル・カブレラ(マーリンズ)等々
※ほとんどの選手がメジャーリーガー
第1回大会はどのチームも多くのメジャーリーガーが参加していたことがわかります。当時日本では2人しかいませんでしたが、優勝を果たしたのはまさに快挙だったことがわかります。
第2回大会のメジャーリーガー出場状況(WBC2009)
日本が連覇を果たした第2回大会はどうだったのでしょうか。
【WBC2009における出場メジャーリーガー】
※()内は当時の所属チームです。
○日本代表
・松坂大輔(レッドソックス)
・城島健司(マリナーズ)
・岩村明憲(レイズ)
・福留孝介(カブス)
・イチロー(マリナーズ)
※5人でした。
○アメリカ代表
・デレク・ジーター(ヤンキース)
・ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)
・カーティス・グラウンダーソン(タイガース)等々
※1人以外は全員メジャーリーガー。
○ドミニカ共和国代表
・ロビンソン・カノ(ヤンキース)
・ミゲル・テハダ(アストロズ)等々
※ほとんどがメジャーリーガーと3Aの選手
○ベネズエラ代表
・ミゲル・カブレラ(マーリンズ)等々
※ほとんどの選手がメジャーリーガーと3Aの選手
2009年大会でもまだメジャーリーガーの選手が多く出場していました。
第3回大会のメジャーリーガー出場状況(WBC2013)
続いて、日本の優勝が途切れ、ドミニカ共和国に優勝を譲った第3回大会です。
【WBC2013における出場メジャーリーガー】
※()内は当時の所属チームです。
○日本代表
※1人も選ばれず。
○アメリカ代表
・ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
・クレイグ・キンブレル(ブレーブス)
・ジョー・マウワー(ツインズ)等々
※第1回2回大会に比べると、ネームバリューは落ちますが、全員がメジャーリーガー。
○ドミニカ共和国代表
・ロビンソン・カノ(ヤンキース)
・ミゲル・テハダ(アストロズ)等々
※メジャーリーガーと3Aの選手で構成される。
○ベネズエラ代表
・ミゲル・カブレラ(タイガース)等々
※メジャーリーガーや3Aの選手など。
2013年大会については、メジャーリーガーの選手は出場していたが、ほとんどのアメリカ代表などは本気のメンバーとは決して言えませんでした。
第4回大会のメジャーリーガー出場状況(WBC2017)
優勝奪還を目指して戦った第4回大会はどうだったでしょうか。
【WBC2017における出場メジャーリーガー】
※()内は当時の所属チームです。
○日本代表
・青木宣親(アストロズ)
※1人のみ
○アメリカ代表
・ノーラン・アレナド(ロッキーズ)
・ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
・クリスチャン・イエリッチ(マーリンズ)等々
※全員がメジャーリーガーで、ほぼ本気のメンバー
○ドミニカ共和国代表
・ロビンソン・カノ(ヤンキース)
・ホセ・レイエス(メッツ)等々
※メジャーリーガーと3Aの選手で構成される。
○ベネズエラ代表
・ミゲル・カブレラ(マーリンズ)等々
※メジャーリーガーや3Aの選手など。
以上が、過去大会における主要国のメジャーリーガー出場状況です。
スーパースター出場してる!と思う方も多くいるかもしれませんが、どのチームもフルメンバーを揃えられたわけではありません。
WBC2023日本代表予想
続いてWBC2023日本代表を予想したいと思います。メンバーは前大会に引き続き27人と想定。また、メジャーリーガーを揃えたと仮定しますね。
○監督
栗山英樹
○投手(13人)
大谷翔平
ダルビッシュ有
前田健太
菊池雄星
佐々木朗希
千賀滉大
宮城大弥
奥川恭伸
青柳晃洋
森下暢仁
平良海馬
柳裕也
栗林良吏
○捕手(3人)
森友哉
甲斐拓也
木下拓哉
○内野手(6人)
村上宗隆
源田壮亮
坂本勇人
山田哲人
山川穂高
浅村栄斗
○外野手(5人)
鈴木誠也
柳田悠岐
吉田正尚
近本光司
塩見泰隆
このメンバーが集まれば相当強そうですね。大谷翔平選手は二刀流で起用できたり、楽しみすぎるメンバーです。
WBC2023の組み合わせや日程
最後にWBC2023の組み合わせや試合日程を紹介します。
WBC2023年開催期間:2023年3月8日〜3月21日
WBC2023組み合わせ
以下の通りです。
【組み合わせ】
プールA:台湾、キューバ、イタリア、オランダ、予選突破国
プールB:日本、韓国、中国、オーストラリア、予選突破国
プールC:アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア、予選突破国
プールD:プエルトリコ、ベネズエラ、イスラエル、ドミニカ共和国、予選突破国
上述した通り、日本はプールBに入りました。
WBC2023日本の試合日程や試合会場
対戦相手の順番などの詳細はまだ決まっていませんが、日程や試合会場は以下の通りです。
【プールBの日程】
・2023年3月9日〜3月13日(各チーム総当たり)
【プールB試合会場】
・いずれも東京ドームで開催
WBC2023大谷翔平やメジャーリーガーの出場予定まとめ!
今回は、WBC2023における大谷翔平選手やメジャーリーガーは果たして出場するのかについて紹介しました。
しかし残念ながら、まだMLB球団の見解が出ていませんので現在は不明となります。
日本のメジャーリーガーのみならず、アメリカを中心とするメジャーリーガーが出場し、フルメンバーでの戦いとなれば間違いなく世界中が盛り上がるでしょう!
今後の続報に期待したいと思います!