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スーパームーン2023はいつ見える?珍しい月の種類も調査!

月が地球に最も近づき満月もしくは新月になる瞬間に満月になる現象のことをスーパームーンと呼びます。

夜、ふと空を見上げると月が大きく輝いていて驚かれたことがあると思います。
それがスーパームーン、もしくはスーパームーンに近い月の満月だったのかもしれませんね。

今年は見逃してしまったけれど2023年のスーパームーンはいつなのか?また他にもたくさんある珍しい月のことも調査しました。




スーパームーン2023はいつ見える?

月は地球の周りを楕円軌道していて月と地球の距離は約35万7000㎞~40万6000㎞で動いています。一番地球に近い時と離れている時では約50000㎞も差があり地球に一番近い時がスーパームーンになります。

スーパームーンの前後の月もスーパームーンと同じくらい大きくて明るい満月です。

スーパームーンを最初に提唱したのはアメリカの占星術師リチャード・ノルさんです。
願い事やお祈りをするのによい月だそうです。

2023年のスーパームーンは8月31日(木)に見えます。

今年のスーパームーンが7月14日(木)でしたのでちょうど1年後という訳ではなく、だいたい1年+40~50日ごとのサイクルだそうです。

2023年以降ですとスーパームーンは
2024年は10月17日(木)
2025年は12月5日(金)に見られます。

ちなみに地球から月までの距離が一番遠くなる満月のことをマイクロムーンと呼ぶそうです。

今から見れる満月と珍しい現象の月

今年のスーパームーンは見逃してしまったけれど今から観測できる珍しい月はあるのでしょうか。

中秋の名月(毎年見れる!)

旧暦8月15日に見える月を中秋の名月といいます。

2022年の中秋の名月は9月10日(土)です

中秋の名月を鑑賞する習慣は平安時代に中国から伝わりました。
農村で行われた秋の収穫祭につながっています。

まだ収穫前の稲穂をススキの穂に見立て、月見団子は月と秋に収穫する里芋を表現しているそうです。

この時に飾るススキの穂には神様が宿り魔除けの効果があるとされています。
地域によってはお月見で使ったススキは捨てないで庭や水田に立てたり軒先に吊って田んぼや家を災いから守る習慣が残っています。

ブルームーン(来年見れる!)

1か月の間に2回満月が見られるタイミングがあります。2回目の満月のことをブルームーンといいます。

2022年はブルームーンが見られるタイミングはありませんが2023年の8月は、2日と31日が満月なので2回目の31日がブルームーンになります。

また2023年の8月31日(木)の満月はスーパームーンでもありブルームーンでもあります。

ブルームーンだからと言って月が青く見えるわけではありませんが1951年のカナダの山火事や、1991年のピナツボ火山の噴火後には実際に青い月が観測されたそうです。

ブラッドムーン(今年見れる!)

ブラッドムーンは皆既月食のことです。
太陽―地球―月が一直線になり太陽の光を地球が遮ってしまい波長の長い赤い光だけが月に届き月が赤銅色に輝きます。

そんなブラッドムーンを見るチャンスが2022年にあります。

2022年のブラッドムーンは11月8日(火)です。

赤い色をした満月は神秘的ですね。
全国で観測できるようです。
天気になるといいですね。

スーパーブルーブラッドムーン(いつか見れるかも!)

スーパーブルーブラッドムーンは「スーパームーン」、「ブルームーン」、「ブラッドムーン」が同時に起こった月です。

月が一番地球に近づいた時の満月がその月の2回目の満月で、皆既月食も同時に起こる大変珍しい満月です。

計算上では0.0042%の確率で、2380回の満月に1度、年で計算すると約265年に1度の確率といわれています。
とは言えスーパームーンの周期は計算ではなかなか割り出せないそうなので次がいつかははっきりとわからないそうです。
前回のスーパーブルーブラッドムーンは2018年1月31日に日本で35年ぶりに観測されました。
一生に一度見れたらと言われていますがもしかしたら次回のスーパーブルーブラッドムーンを見る事が出来るかもしれませんね。

満月の名前

満月にも名前がありました。
名前の起源は北アメリカのネイティブ・アメリカンが使っていたものです。

1月…Wolf Moon(ウルフムーン)真冬の寒さと戦い狼が飢えた声で遠吠えする月の満月。

2月…Snow Moon(スノームーン)大雪になるため「雪の満月」と呼んでいました。

3月…Worm Moon (ワームムーン)暖かくなり地面が解け始めるとミミズが現れ、コマドリが戻って来る月の満月。

4月…Pink Moon (ピンクムーン)春の最も早い時期に咲くクサキョウチクトウに由来しています。

5月…Flower Moon (フラワームーン)いたるところにたくさんの花が咲く月の満月。

6月…Strawberry Moon (ストロベリームーン)イチゴの実が熟す月の満月。

7月…Buck Moon (バックムーン)バック(雄鹿)の新しい角がビロードの毛に覆われて額から生えてくる月の満月。

8月…Sturgeon Moon(スタージョンムーン)スタージョン(チョウザメ)が最もよく獲れた月の満月。

9月…Corn Moon(コーンムーン)トウモロコシを収穫する月の満月。ハーベストムーンとも呼ばれています。

10月…Hunter’s Moon (ハンターズムーン)狩猟を始める月の満月。

11月…Beaver Moon (ビーバームーン)ビーバーを捕まえる月の満月。

12月…Cold Moon(コールドムーン)冬の寒さが厳しくなり夜が長く暗くなる月の満月。

北アメリカのネイティブ・アメリカンの人々は月の名前で暦を把握していたようですね。

まとめ

2023年のスーパームーンは8月31日(木)に見えます。

ブラッドムーンを見るチャンスが2022年にあります。
2022年のブラッドムーンは11月8日(火)です。

月がやたら大きく見えたり赤く見えたりするのは、月が地球を回る楕円形の軌道で地球に一番近づいたり、月食が関係していたんですね。

月ごとの満月の名前や珍しい月の現象。
神秘的な月の観察がまだまだこれからも楽しめそうですね。