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三浦春馬の勉強ノートが暴露本と炎上!売上は事務所や著者など誰のものに?

三浦春馬の勉強ノートが暴露本と炎上!売上は事務所や著者など誰のものに?

講談社から三浦春馬さんに関する本、『春馬くんとの″未来の雑談″~三浦春馬の勉強ノート~』が出版されるといい、ファンの間で物議をかもしています。

この本は三浦春馬さんのボイストレーナーを7年間担当した斉藤かおるさんが綴ったもの。

渦中の「三浦春馬の勉強ノート」の内容や炎上理由、気になる売上の行方についてまとめました。




春馬くんとの”未来の雑談” ~三浦春馬の勉強ノートが発売

2022年9月16日発売の『春馬くんとの″未来の雑談″~三浦春馬の勉強ノート~』。
(上記ツイートでは9月14日発売になっていますが、9月16日発売が正しいようです)

三浦春馬さんのボイストレーナーを7年間務めた斉藤かおるさんが記す春馬さんの繊細さ、素直さ、頑固さ、真面目さなどがいきいきと描かれた本とのことです。

出版が発表されると、ツイッターでは「気になる!」「読みたい!」といった声があがっていました。

三浦春馬さんの新しい魅力が知れるこの本。

しかし本が出て純粋に嬉しい!という方ばかりではなく、軽く炎上しているのが現状です。




三浦春馬の勉強ノートが炎上!守秘義務無視の恋バナ暴露本!?

「三浦春馬の勉強ノート」で一番に気になってしまうのが、本人の許可なく過去の話を本にしてしまうという点ですよね。

本の目次をまだ知らない方は、以下をクリックして開いて確認してみてください。

『春馬くんとの″未来の雑談″~三浦春馬の勉強ノート~』内容

目次

はじめに

第一章 出会い
出会いと縁
はじめてのレッスン
『キンキーブーツ』への想い
恋人との朝
失恋、犬とアレルギーとお母さんの愛と
新しい出会いと別れ

第二章 『キンキーブーツ』
『キンキーブーツ』での友情
『キンキーブーツ』での体づくり
ゴスペルへの憧れ
ハイヒールへの挑戦
英語の勉強
留学への憧れ
ダンサーとの恋
読売演劇大賞

第三章 音楽の勉強
音楽の実家
歌謡曲への憧れ
音楽の実家を作る その1
音楽の実家を作る その2
セッションで遊ぶ

第四章 素顔
藍染への興味
鯖江のメガネとの出会い
カメラで遊ぶ
バイクに乗ること その1
バイクに乗ること その2
ギターへの興味
骨董市とプレゼント

第五章 舞台への憧れ
『地獄のオルフェウス』
『罪とで学んだこと
『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』
『天外者』の出演者選びと準備

第六章 歌手活動
ファーストシングル『Fight for your heart』
セカンドシングル『Night Diver』
You & I
『YOU』Unplugged ver.
作詞作曲への想い
パフォーマンスのスタイル

第七章 2019年と2020年
自粛期間
バッシング
理想の大人像
30代の夢

最終章 春馬くんとの約束
ご近所での食事
相棒のバイク
未来の雑談

あとがき

出典:PRTIMES

・恋人との朝
・失恋、犬とアレルギーとお母さんの愛と
・新しい出会いと別れ
・ダンサーとの恋

といった見出しがあり、内容がかなりプライベートなことであるのが分かります。

本人の許可なくこういった内容が記事化されてしまうのは、ちょっと心配ではありますよね。。。

もしも今、三浦春馬さんが本の出版を見ていたら何と言うのでしょうか・・・。

こうしたプライベート暴露に対し、ツイッターでは「#春馬くんが見ていてもできますか」というハッシュタグで、本の出版に反対意見を持つ方が多く見られました。

斉藤かおるさんを先生として信頼していたからこそ、多岐に渡る話をしたであろう春馬さん。

それを勝手に話してしまうのは守秘義務違反では?といった声もありました。

本の前書きに書かれた「私だけが知っている春馬さん」は、私だけの中に留めておいてもよかったのかもしれません。




三浦春馬の勉強ノートの売上は誰に入る!?

「三浦春馬の勉強ノート」出版でもう一つ気になるのが、売上は一体誰のものになるのか?という点です。

春馬さんの所属事務所「アミューズ」は、チャリティー活動に熱心だった三浦春馬さんの遺志を継ぎ、「三浦春馬支援」を2020年12月21日に設立

春馬さんに関する自社の利益全てを寄付/支援に充てることが発表され、2022年度の売上もラオスの病院へ寄付されることとなっています。

20年7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)の所属事務所「アミューズ」は22日、本年度も「三浦春馬支援」としてラオスのラオ・フレンズ小児病院で使用される医療物資を購入、寄贈する活動を継続すると発表した。

出典:スポニチアネックス

ファンとしては今回の本の売上も本当にラオスに寄付されるのかが気がかりなところです。

そもそも本の売上は一体どこにどれぐらい流れるものなのでしょうか?

調べてみると、本の売上は一般的に以下の割合で分配されることが分かりました。(参考:超書店員

●著者の取り分(印税)は10%程度
●書店の利益率は20%程度
●取次会社の取り分は、10%程度
●出版社の取り分は、60%程度

著者の取り分は意外にも10%とそんなに高くはないようですね。

売れても売れなくてもリスクがない著者の取り分は、ローリスクローリターンで低いと言われているようです。

今回は少し特殊なケースで、所属事務所「アミューズ」がこの中に関わるとしたら「著者」の項目になるのかな?と思います。

著者の斉藤かおるさんとアミューズで取り決めた割合で分配されることになりそうですね。

「三浦春馬の勉強ノート」は税込みで1540円。

ベストセラーと言われる10万部を売り上げた場合の著者の印税を計算してみると、

●1540×10万部=1億5400万(全体の売上)
●1億5400万×10%=1540万(印税)

1540万円となりました。

ベストセラーになればの話ではありますが、けっこうな金額が著者の斎藤かおるさんや事務所に入ることになるのですね。

この中からどれだけの金額がラオスに寄付されるのか

本の題材として使う使用料のようなものが春馬さんの家族にも少しは届くのか。

不透明な部分が多いです。

がっぽり儲けるのは出版社ということで、今回ベストセラーになれば講談社は9240万円ほどの取り分となります。

亡き人をネタに巨額のお金が動くと思うと、「春馬くんで金儲けしないで!」とファンから声があがるのも仕方ないのかもしれません。

まとめ

2022年9月16日発売『春馬くんとの″未来の雑談″~三浦春馬の勉強ノート~』に対する世間の反応をまとめました。

8月時点ではまだ目次しか分かりませんが、「恋バナ」系の見出しもあり、春馬さん亡き今、勝手に暴露されるようで不快だと感じるファンの方も多いようです。

本の売上で著者やアミューズに入る取り分は10%程度と言われ、ベストセラーになればかなりの金額が著者と事務所に流れると思われます。

そのお金の行方はどこへ・・・?

出版を純粋に喜ぶファンの方ももちろんいらっしゃいますが、ファンからしたらとても複雑ですね。