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ヨーカイエクスプレスとは?由来設置場所ラーメンのお味は!マツコ

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もはや自販機を目をしたことは無い人は、いないといます。いやでも目に入ってきますよね。

自販機の設置数こそ減少傾向にあると言われています。がそれはなぜか?場所を提供するところもそうですし「儲かる場所」であるかが肝心!そして自販機そのものが飽和状態なのです。

自販機というと昔はコーヒーや清涼飲用水が主でしたが、今は「水」「炭酸水」「微糖コーヒー」あたりが多いですよね。

この記事では、「マツコの知らない世界」でゲスト出演する石田健三郎さんと、CMで確認できた「ヨーカイエクスプレス」についてとりあげていきます。

ヨーカイエクスプレスとは?

石田健三郎プロフィール

本名 石田健三郎
職業 株式会社NTTデータ
メディア・SNS 自動販売機マニア @jido__hanbaiki

 

まず自販機「ヨーカイエクスプレス」を取り上げる前に、今回「マツコの知らない世界」で登場する石田健三郎さんを簡単に紹介します(情報はほぼありませんが・・・。)

現在、株式会社NTTデータにて、セキュリティポリシー策定や体制構築、セキュリティアセスメントの対応を専門とするお仕事をされています。

またTwitterやNoteでは「自動販売機マニア」として、インフルエンサーとして発信されています。

コンセプトといいますか、自己紹介欄には「現代社会の諸問題を自動販売機の観点から鋭くコメントして行く」とありました。

ヨーカイエクスプレスとは?

 

Yo-Kai Express(ヨーカイエクスプレス)比較表

会社 Yo-Kai Express(ヨーカイエクスプレス)※
場所/設立年/設立者 アメリカ・シリコンバレー/2016年/アンディ・リン
自販機のメニュー 日本:ラーメン(味噌、醤油、しお、とんこつの4種類) アメリカ:うどん、ベトナムヌードルの「Pho」、角煮丼、丼もの
メニュー調理時間 90秒 45秒
自販機の設置場所 羽田空港第2ターミナル・1F
24時間自販機レストラン内
約50カ所(空港、 ホテル、 病院、企業、大学等)
価格 790円(税込) 15ドル程+チップ=約2,000円
決済方法 現金× クレジット〇 クレジット〇
その他 ・今後エリア拡充検討(2022年中に250台) ・韓国や台湾、欧州での展開も視野
「昭和」自動調理自販機との違い ・ヨーカイエクスプレスはシリコンバレーの企業(※)が開発
・表示はタッチパネル
・冷凍は「flash freezing プロセス」。温めて提供
・価格変動制を採用
・クレジット決済

※スタートアップの位置づけ

ヨーカイエクスプレスとは、アメリカのシリコンバレーにあるYo-Kai Expressという会社が手掛けた、日本進出初の最新自販機となります。

ヨーカイエクスプレスの由来は、社名の一部でもあるヨーカイ(=Yo-Kai)の意味するところは、日本における「妖怪」です。

戦おうと思えば怖くて手足が震えてしまうであろうあの妖怪そのものです。

そこには妖怪の持つ「いろんな場所に出現して、24時間働き続ける」という意味が込められています。

ヨーカイエクスプレス設置場所は?

ヨーカイエクスプレスの設置場所ですが、日本では羽田空港第2ターミナル・1F、24時間自販機レストラン内になります。(ちなみに2022年4月に期間イベントとして東京駅にも設置されました。)今後ともエリア拡充中であり、2022年中に250台を目標を掲げています。

対するアメリカ。想像するに国土が広いのでビジネスチャンスのように思えるのです。が、自販機そのものや金銭の窃盗といった防犯上の問題、国土的に管理しきれない(良いところもあるし、砂漠もある)というのもあります。なので、設置する場所はほとんど限定されてきます。

ヨーカイエクスプレスのラーメンお味は?

日本におけるヨーカイエクスプレスは、ラーメン自動調理自販機として登場しました。
メニューは、味噌、醤油、しお、とんこつの4種類の各ラーメンです。

お味は?の前に・・・。

調理時間は、熱々の90秒で出てきます。

概ね、定番となっている味ですね。(アメリカではうどん、ベトナムヌードルの「Pho」などがあり、45秒でできあ上がりなんです。これは戦略的にそうしたものなのでしょうかね?)

お値段は790円(税込)です。(日本人には商習慣が無いチップというものがあるのですが、アメリカのヨーカイエクスプレスにはチップ代も反映されています。値段もお高いです。下手にアメリカで下手なラーメンを食べるよりは、「味」に保証付きだと言えるかもしれませんね。)

なお、決済方法ですが現金には対応していません。キャッシュレス決済でのみ対応しています。クレジットカードや交通系IC・電子マネーですね。

お味のほうです。量も見た目もそうなんですが、自動調理自販機で作ったラーメンではあります。が、

しかし、商品は自販機の中に冷凍保存されているそうです(=「flash freezing プロセス」を採用)されており、鮮度が落ちない)。冷凍食品もかなり進化していますから、美味しい!

今回のヨーカイエクスプレスの着想ですが、昭和の時代から日本にあったうどんやそばの自動調理自販機をネット動画を見てアイデアを得たということです。

ラーメンもあったんだと思います。が、日本はすこぶるラーメンに関していうならば、お店も商品もブームも栄枯盛衰の激しい飲食ジャンルであることには間違いありません。

日本全国を見渡しただけでも、都会・地方には味噌、醤油、しお、とんこつそれぞれのラーメンが分散、存在しています。

スープや麺をはじめ、トッピングに至るまで、こだわり、研究しつづけるラーメン店や大手チェーンが存在し、日々競争しあっています。

スーパーや薬局に行けばカップ麺や袋麺も当たり前のように置いてあり、新商品も次々登場し、CMも流すくらいなのです。(ノンフライ麺や濃縮スープがそうでしたけど、ラーメン店に近づき、あまり差が無いのでは!というくらい進化を遂げた時期がありましたね。東洋水産「正麺」とか・・・。)

お店やカップ麺や袋麺と比較したら・・・という話しです。

勝ち目はありますか?

創立者でありCEOを務めるアンディ・リンさんは、ラーメン自動調理自販機を日本に!ということで参入(投入)した形となりました。

無くなりつつある「昭和」の自動調理自販機。それを現代版の自動調理自販機として、「ラーメン」に絞って、日本市場に参入したのだと考えられます。

2022年中に250台を目標ということですが、アメリカと同様にホテル、 病院、企業、大学に設置したり、メニューも日本人好みのうどんやそば、丼ものと拡げていくのかどうか。

ここが今後のヨーカイエクスプレスの展開が楽しみです。

まとめ

実のところ「昭和」の時代に、うどんやそば、ハンバーガーと言った自動調理自販機がありました。いまでこそ死語!になった「ドライブイン」や地方の道路沿いにボチボチ見ることがあった「自販機コーナー」がそうです。

たまに自動調理自販機が「昭和」の遺構物のように扱われ、Twitterなどで注目されるのは、その「昭和」のレトロな風貌、まして昭和、平成、令和と動き続けている自動調理自販機を一目算に見てみたい、食べてみたいというのがあるわけですね。

今回はヨーカイエクスプレスを取り上げましたが、この令和の時代に、自動調理自販機が確実に、日本に土着していくのでしょうか!?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。